その大きな黒夜隕鉄の力でしょうか、厄介ですね。ならばその石ごと、砕くまでです！

さあ、演奏会の始まりだ

失礼少々お借りします

ダメでした

シャラップ！とにかくむちゃは禁止！突撃の禁止！

全然違うから

状況を整理しましょう! 私たちの目的は何?

アイツらの大好きな音楽を嫌ってほど聴かせてやろう

音楽は何においても優先される。ついでに道も通れるようになって、いうことなしだろ？

失礼致しました。皆様、どうぞ日常にお戻り下さいませ

そうか、ずっと待ってたんだな、また音楽が戻ってくる時を

これが……音楽だ！

聞かせてやるよ、本物の音楽ってやつを

ホントピアノバカよね。本当に誰も聞いてくれる人がいなくなった時、それでもあんたはまだ、弾き続けられるの？

でも私はタクトの音楽は届くと思うよ。待ってる人達は絶対にいる、私は好きだよ

技術だけの問題じゃない。音楽を捨てたこの世界に、そもそも届くとは思えない。だから、弾きたくない

分からない。僕のピアノを聞いたことがあるのは、お前とアンナだけだ、確信が無い。僕の音楽は本当に人の心に届くレベルまで達してるのか

ごちそうさまでした

どうもしない。僕はここで自分の音楽を守るだけだ

もういい勝手にしろ僕は時間が惜しいんだ。

音楽は、今の世界にとってはあまりにも強すぎる、毒なのです

人はなぜただ栄養を得るというだけの行為にこれほどの技術と熱意をささげてきたのでしょう

ふわぁ...今日は一日最高の気分で過ごせそうだ。

どうにか無事に道も突破できたしこの勢いでニューヨークまでたどり着きたいわね

よくやった！

音を解き放て！