うはっはっはー！

うはっはっはー！第六天魔王からは逃げられん！

人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり。エブリバディ、ア・ツ・モ・リィー！ノブナガ・THE・ロックンロール！是非もなし

三界神仏灰燼と帰せ……我こそは、第六天魔王波旬、織田信長。うぉおおおおお！ノブナガ・THE・ロックンロール！イェイ！

わしのロックが聞きたいのか？そうじゃろそうじゃろ！

なぎさのー♪だーいろくー♪てーんまーおーうー♪ほれ、そなたもわしと踊らぬか？……何？ちょっと恥ずかしい？うっはっはっはっ！いつものことながら、そなたはまっこと愛い奴よのう。え、わし？わしはそなたと踊るのは、愉快痛快天下布武じゃ！……まあ、じゃから、ほれ……もそっと近うよるがよい。馬鹿者……こういう時は、そっと手を取らぬか。……！！あ～、照れてなどおらんわ！だ、第六天魔王であるわしが、そなた風情に照れるとか、ありえないんじゃからな！

待たせたな！ついに、わしの艶姿を披露する時が来たようじゃ。うっへっへっへ、どうこの水着、ええじゃろええじゃろ？うっはっはっはー！皆まで言うな、わかっておる。そなたはまっこと果報者よな、このこのー

ロックの道は一日にして成らず。わしの魂のシャウトを、天下にあまねく響かせるその日まで、わしの活躍は続く！トゥ・ビー・コンティニュー！

やれやれ。戯言で誤魔化しておったが、どうにも抑えきれんか？この姿を晒すはいつぞや振りか？これが第六天の魔王波旬、織田信長の業である。まっ、まだ限定解除みたいな門じゃけどね！

ことここに至っては是非もなし。仏に会うては仏を殺し、祖に会うては祖を殺し、羅漢に会うては羅漢を殺す。悪鬼羅刹の化身なりとて、我が覇道を阻むことは能わぬ。すなわち、今宵の枕投げはわしの独壇場じゃ！うっはっはっはー、覚悟するがいい、水着姿で浮ついておる者ども。そなたもボヤボヤせずにさっさと加勢せい、ポロリもあるかもしれんしのぅ

テテーン。わしはレベルが上がった。歌唱力が2ポイント上がった。ギターテクが1ポイント上がった。ビジュアルが3ポイント上がった。ついでに攻撃力とかも程よく上がった。

渚の第六天魔王！オンステージじゃ！

遠からん者はよーく聞け！近くば寄ってわしを見よ！これよりは第六天魔王、織田信長が覇道なる！

うぇえええ！？わしの英霊！？ふう、なんじゃわしか、驚かすでないわ。いや待て！貴様の火縄とわしのこの謎ウェポン。すなわち、遠近に隙の無い布陣が完成するのではないか？まさに、前門のノッブ、後門のノッブというやつじゃな。処で、わしってよく見てもカッコイイな。流石わし！

ぬおお！？ なんという日之本開闢以来の乳ぃ！わしも無いわけではないが、流石にこれは太刀打ちできぬわ…まさに源氏長者というやつかのぅ！平安グラマラスレディ的な意味で

おお！そなたまさに南蛮趣味の極みじゃな！なんじゃそのカッコイイ肩当。肩当？うむ、ローマ皇帝とやらの水着侮れぬ！

好きなものか？そうじゃな…夏と言えば、やはり海の家の焼きそばとかラーメンかのう。あれ何と言うか、不味くて美味いんじゃよなぁ

嫌いな物？うーん、あれじゃなぁ。味の薄い食い物はダメじゃなぁ。日本人なら肉じゃろうが魚じゃろうが醤油ドバドバ飯ガバガバしてこそじゃろう。うむ、腹も減ったし、昼寝にするか。