俺にお前を守らせてくれよ。

好きだぞ。必要がなくても言いたいんだよ、俺、本当に本当に。

お前さえ良ければ、もう少し寄り道して行かないか？行こう。遅刻する。うふふ、そんなに怖いなら、俺の後ろに隠れてろう。服の裾掴んでてもいいから、裾だけじゃ不満ならでも貸すけど、どうする？俺はお前より年下だし、何に関してもまだまだ未熟だ。

だから、俺様の許可なく死んだりしたら、絶対に許さないからな。いや、そもそも許可なんて死んでも出せないけど。

それでも俺は出来る限りで、お前の支えでありたいと思う。

お前が社長とベタベタしているのは、はっきり言ってすごく面白くない。だからな、あの人と過ごしたらその5000倍は俺様の相手をしろ。こうしていると気分が落ち着くんだよ。お前、いい匂いだよなぁ。

減るもんじゃねえんだし、ケチケチするなよ。俺、お前の匂い好きなんだよな。うまそうで食いつきたくなる匂いだ。このままかじりたくなるくらい。俺に好きっていうのが照れるのは恋人として好きだからじゃないのか？つまり、お前は俺様のことが大好きだということだ。ふん、好きだから好きだと言えないなんて、可愛い奴だな。違う。俺が怒っているのは、もう少しでお前が火傷するかもしれなかったからだ。