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師匠は拙が最後の世代だとおっしゃってたし、なにせ戦いに向いていない流派だ。逃げたり身を隠したりする術しか学んでいなかったのも、仕方のないこと…
師匠は拙が最後の世代だとおっしゃってたし、なにせ戦いに向いていない流派だ。逃げたり身を隠したりする術しか学んでいなかったのも、仕方のないこと…
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師匠は拙が最後の世代だとおっしゃってたし、なにせ戦いに向いていない流派だ。逃げたり身を隠したりする術しか学んでいなかったのも、仕方のないこと…
師匠は拙が最後の世代だとおっしゃってたし、なにせ戦いに向いていない流派だ。逃げたり身を隠したりする術しか学んでいなかったのも、仕方のないこと…
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両手剣は本当に重たい。忍術だけに頼っていては、持ち上げることすらできない。しかし「神の目」があれば話は別。拙にとって「神の目」は欠かせないものなのだ。
両手剣は本当に重たい。忍術だけに頼っていては、持ち上げることすらできない。しかし「神の目」があれば話は別。拙にとって「神の目」は欠かせないものなのだ。
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拙は「終末番」に所属しているが、与えられた仕事は情報収集だの、盗みだのといった細かい事ばかり。別に…拙がやらなくても問題ないと思う。
拙は「終末番」に所属しているが、与えられた仕事は情報収集だの、盗みだのといった細かい事ばかり。別に…拙がやらなくても問題ないと思う。
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「終末番」の仕事なんか端から意味がない。サボったって、もっと適任の人がやってくれる。だが寝ることは大事だ。長く眠れば、いつか背が伸びるかもしれない。
「終末番」の仕事なんか端から意味がない。サボったって、もっと適任の人がやってくれる。だが寝ることは大事だ。長く眠れば、いつか背が伸びるかもしれない。
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雪の日は身を隠しやすい。例えば「雪降りの術」は、吹きつける雪の力を借りることで自分の身を隠す、他の者が気づく頃には降りしきる雪しか残ってない。ちなみにこのことは、巫女姉さんに教えてはいけないぞ。
雪の日は身を隠しやすい。例えば「雪降りの術」は、吹きつける雪の力を借りることで自分の身を隠す、他の者が気づく頃には降りしきる雪しか残ってない。ちなみにこのことは、巫女姉さんに教えてはいけないぞ。
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身長を伸ばしたければ、食べ物の好き嫌いをしてはいけない。そういえば、最近身長に変化がないような…食べる野菜の量が減ったからなのか…だがサラダはお腹いっぱいにならないし、苦いし、うぅ…
身長を伸ばしたければ、食べ物の好き嫌いをしてはいけない。そういえば、最近身長に変化がないような…食べる野菜の量が減ったからなのか…だがサラダはお腹いっぱいにならないし、苦いし、うぅ…
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一度にたくさんの活力をまかなえる食べ物、例えばおにぎりだ。起きた後に1つ食べれば、頭がフラフラしなくなり、また寝ることができる。
一度にたくさんの活力をまかなえる食べ物、例えばおにぎりだ。起きた後に1つ食べれば、頭がフラフラしなくなり、また寝ることができる。
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いつになったら背が伸びるのだろうか?同年代の者たちは、すでに拙の倍くらい身長がある…このままではいけない、もっと寝れば必ず背が伸びる!というわけだから、寝るぞ、おやすみ。
いつになったら背が伸びるのだろうか?同年代の者たちは、すでに拙の倍くらい身長がある…このままではいけない、もっと寝れば必ず背が伸びる!というわけだから、寝るぞ、おやすみ。
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帽子を被ると巫女姉さんに見つかる心配をしなくていい。そして一日中ぐっすり眠れる、この世で一番幸せなことだ。
帽子を被ると巫女姉さんに見つかる心配をしなくていい。そして一日中ぐっすり眠れる、この世で一番幸せなことだ。
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この服は師匠からいただいた物。ムジナを原型に作られており、逃げる時に役立つのだとか…もう一人前だから自分の身は自分で守らなければならないと言われたあと、この服を残し、師匠は去っていった。拙のような身長で、本当に一人前になれたのか? 主はこの先も傍にいてくれるか?本当に拙を見捨てないか?
この服は師匠からいただいた物。ムジナを原型に作られており、逃げる時に役立つのだとか…もう一人前だから自分の身は自分で守らなければならないと言われたあと、この服を残し、師匠は去っていった。拙のような身長で、本当に一人前になれたのか? 主はこの先も傍にいてくれるか?本当に拙を見捨てないか?
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木登りはできるか?拙は非常に得意だ、主に教えてやってもいいぞ。それと、神社にある木は特にサボり…いや、特に昼寝に適しているのだ。今度、昼寝をしたい時は、拙のところに来るがいい。一緒に登って昼寝するぞ。
木登りはできるか?拙は非常に得意だ、主に教えてやってもいいぞ。それと、神社にある木は特にサボり…いや、特に昼寝に適しているのだ。今度、昼寝をしたい時は、拙のところに来るがいい。一緒に登って昼寝するぞ。
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主になら教えてもいいぞ。だが、まず笑わないと約束してくれ。でないと、二度と口をききたくなくなるからな。拙の流派は…「嗚呼流」という。 拙たちの忍術は敵をもてあそぶことに長けているゆえ、こう名づけられた。だが、しかし、うう…
主になら教えてもいいぞ。だが、まず笑わないと約束してくれ。でないと、二度と口をききたくなくなるからな。拙の流派は…「嗚呼流」という。 拙たちの忍術は敵をもてあそぶことに長けているゆえ、こう名づけられた。だが、しかし、うう…
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ええっと、忍術流派の名前か?…あれ…思い出せない、まだ目が覚めきってないから、もう一眠りしたら思い出せるかもしれない。
ええっと、忍術流派の名前か?…あれ…思い出せない、まだ目が覚めきってないから、もう一眠りしたら思い出せるかもしれない。
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ピンとこない名前だな…待て、荒瀧一斗の子分なのか?ならやつも睡眠を妨害してくるに違いない。何せ同じ穴のムジナ、いや、同じ穴のタヌキっていう言葉があるくらいだからな!
ピンとこない名前だな…待て、荒瀧一斗の子分なのか?ならやつも睡眠を妨害してくるに違いない。何せ同じ穴のムジナ、いや、同じ穴のタヌキっていう言葉があるくらいだからな!
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彼女はいつも拙の頭を撫でたがる。対して拙は手を噛む勇気も、反抗する勇気もない。断れば大惨事になりかねないと感じる。しかし、このまま撫でられ続けたら、本当に背が伸びなくなるのでは?ど…どうすればいいのだ…
彼女はいつも拙の頭を撫でたがる。対して拙は手を噛む勇気も、反抗する勇気もない。断れば大惨事になりかねないと感じる。しかし、このまま撫でられ続けたら、本当に背が伸びなくなるのでは?ど…どうすればいいのだ…
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師匠が言ってた通り、拙は一人前になったみたいだ。身長は…そんなこと今はもういい、大事なのは…主が拙のそばにいることだ。
師匠が言ってた通り、拙は一人前になったみたいだ。身長は…そんなこと今はもういい、大事なのは…主が拙のそばにいることだ。
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学びたい忍術があるのか?教えてやってもいいが、拙ができるものだけだぞ。ん?なぜ今日は寝てないのかって?あぁ…まだ眠くないのだ。しかも今日は特別な日、寝てしまっては勿体ない。誕生日おめでとうと、拙自身の口から言いたかったのだ。
学びたい忍術があるのか?教えてやってもいいが、拙ができるものだけだぞ。ん?なぜ今日は寝てないのかって?あぁ…まだ眠くないのだ。しかも今日は特別な日、寝てしまっては勿体ない。誕生日おめでとうと、拙自身の口から言いたかったのだ。
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